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Author:chifuru
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『ミヨリの森』
小説が続いてたので、今日はコミックからお気に入りをひとつ。
『ミヨリの森』
著者 小田ひで次
発行 秋田書店
こんなお話(・_・)
小学六年の夏、両親の別居のせいで父方の祖父母の家に預けられることになったミヨリ。東京では頼りない父、自分勝手な母と暮らし、学校ではいじめに遭って荒みきったミヨリだが、それでも慣れ親しんだ東京暮らし。田舎に「捨てられた」ミヨリはうんざり。だがおばあちゃんに勧められて渋々行った森で、ミヨリは次々と不思議な生き物や出来事に遭遇し、幻覚でも見ているのではと戸惑う。そんなミヨリに、おばあちゃんは優しく語りかける。あの森は精霊の住む森、おまえは十年前にその森の主に選ばれた、あの森は、ミヨリの森なのだ、と。
ここがイイ!(^。^)v
都会暮らしで心の荒んだ少女が、大らかな田舎の人や自然の中で暮らすうちに生きる力を取り戻す。というとなんかありがちな話に聞こえてしまいそうですけど、何と言うか、その初めの荒み方がハンパじゃない(^^;)言い換えればそこまで荒むに至った背景がそれだけリアルに描かれてる、ということですかね。両親に塾の先生が絡んだドロドロの愛憎劇に、学校でのいじめ。小学生がこんな救いのない環境にあれば、心を閉ざすしか自分を守る術がないですよね。そうやって自分は自分、他人は他人で生きてきた人間には、他人や環境と繋がらずには成り立たないという生活はなかなか受け入れがたいんでしょうね。で、このおじいさんおばあさんというのがまたすごくいいんですね。ミヨリが心を閉ざしてるのをわかったうえで、突き放したり放っておくわけではなく、といってやたらと踏み込んでいくわけでもない、「粋な田舎人」なんですね。転入した学校の生徒達も、思いっきりド田舎のガキんちょという面も確かにありつつ、あるところでは都会の子よりも成熟した面があったりしてなかなかいい味出してますね。さて、そんな田舎暮らしにも慣れてきたところで、環境調査員を名乗る怪しげな連中と、あのどうしようもない母親と塾の先生だった男のせいで、ミヨリの森に、そしてミヨリ自身に危機が訪れます。じいちゃんばあちゃん、学校の仲間達、そして森の精霊達の力を借りて、ミヨリはどうやってミヨリの森を守っていくのでしょうか? 自分の力で生きることと、他を信じてその力を借りること。一見正反対に思えるようで、実は両方とも「強さ」なんだな、なんてことをね、これを読んで僕なんかは思いましたですよ(^^)
アニメ版のDVDも出てますね。新設の「視聴覚室」に置いときます(^^)/
『ミヨリの森』
著者 小田ひで次
発行 秋田書店
こんなお話(・_・)
小学六年の夏、両親の別居のせいで父方の祖父母の家に預けられることになったミヨリ。東京では頼りない父、自分勝手な母と暮らし、学校ではいじめに遭って荒みきったミヨリだが、それでも慣れ親しんだ東京暮らし。田舎に「捨てられた」ミヨリはうんざり。だがおばあちゃんに勧められて渋々行った森で、ミヨリは次々と不思議な生き物や出来事に遭遇し、幻覚でも見ているのではと戸惑う。そんなミヨリに、おばあちゃんは優しく語りかける。あの森は精霊の住む森、おまえは十年前にその森の主に選ばれた、あの森は、ミヨリの森なのだ、と。
ここがイイ!(^。^)v
都会暮らしで心の荒んだ少女が、大らかな田舎の人や自然の中で暮らすうちに生きる力を取り戻す。というとなんかありがちな話に聞こえてしまいそうですけど、何と言うか、その初めの荒み方がハンパじゃない(^^;)言い換えればそこまで荒むに至った背景がそれだけリアルに描かれてる、ということですかね。両親に塾の先生が絡んだドロドロの愛憎劇に、学校でのいじめ。小学生がこんな救いのない環境にあれば、心を閉ざすしか自分を守る術がないですよね。そうやって自分は自分、他人は他人で生きてきた人間には、他人や環境と繋がらずには成り立たないという生活はなかなか受け入れがたいんでしょうね。で、このおじいさんおばあさんというのがまたすごくいいんですね。ミヨリが心を閉ざしてるのをわかったうえで、突き放したり放っておくわけではなく、といってやたらと踏み込んでいくわけでもない、「粋な田舎人」なんですね。転入した学校の生徒達も、思いっきりド田舎のガキんちょという面も確かにありつつ、あるところでは都会の子よりも成熟した面があったりしてなかなかいい味出してますね。さて、そんな田舎暮らしにも慣れてきたところで、環境調査員を名乗る怪しげな連中と、あのどうしようもない母親と塾の先生だった男のせいで、ミヨリの森に、そしてミヨリ自身に危機が訪れます。じいちゃんばあちゃん、学校の仲間達、そして森の精霊達の力を借りて、ミヨリはどうやってミヨリの森を守っていくのでしょうか? 自分の力で生きることと、他を信じてその力を借りること。一見正反対に思えるようで、実は両方とも「強さ」なんだな、なんてことをね、これを読んで僕なんかは思いましたですよ(^^)
アニメ版のDVDも出てますね。新設の「視聴覚室」に置いときます(^^)/
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